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犀星の短歌について

犀星の作った短歌について、「室生犀星歌集」(平成3年8月1日発行、短歌新聞社刊)の巻末の「解説」で、星野晃一氏が、「本歌集には、現在確認しえた室生犀星の全短歌三百八首、および代作かといわれる、いわゆる<「晩秋」十二首>を収録した。」と書かれており、その数が現時点の犀星の短歌として確認されているものです。
また、生前には短歌のみの歌集は出版されておらず、没後に城西大学の学術研究叢書2として、星野晃一 著の「室生犀星の短歌」(昭和60年12月25日発行、城西大学刊)が出版されており、それを参考に「室生犀星歌集」(平成3年8月1日発行、短歌新聞社刊)が出版されているのみです。



学術研究叢書2「室生犀星の短歌」

城西大学刊
昭和60年12月25日発行 カバー
参考価格 1,000 ~ 2,000
入手困難度 ★

出版当時、確認されている犀星の短歌307首が掲載されています。この中には、著作集・全集にも収録されていないものも掲載されており、非常に貴重な研究書であり、短歌集となっています。

室生犀星歌集」

短歌新聞社刊
平成3年8月1日発行 B5判 カバー
参考価格 2,000 ~ 3,000
入手困難度 ★
「解説」で、星野晃一氏が、「本歌集には、現在確認しえた室生犀星の全短歌三百八首、および代作かといわれる、いわゆる<「晩秋」十二首>を収録した。」と書かれています。
また、この本の「あとがき」は、室生朝子氏が書いています。


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