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参考文献(朝子著書)
長女の室生朝子氏も作家として多くの著書を出しています。犀星に関するものも多く出版されています。

あやめ随筆
室生朝子 著
五月書房刊 四六判、カバー、帯
昭和34年6月25日発行
参考価格 3,000 ~ 4,000円
装釘・題字は、武者小路実篤氏となっています。
帯には「杏っ子と私」
円地文子氏評「作家の娘には作家の業が遺伝するものらしい。この随筆の中で朝子さんは室生犀星先生の血統を鮮明に表現している。」と記載されています。
この随筆集には、「『杏っ子』と私」、「あやめ随筆」、「父との語らい」、「愛猫ジ(ヂ)イノ物語」、「愛犬クツク物語」が収録されています。
ちなみに「愛猫ジ(ヂ)イノ物語」に登場する「猫のジ(ヂ)イノ」は、室生犀星記念館のサイトの「写真館」のページに「⑨ある日の書斎でのひとこま 犀星と猫のジイノ」として紹介されています。
本の中で、ジイノの本当の名前は「アンジ(ヂ)ェリーノ」だったとの記述がありました。

母そはの母
室生朝子 著
東都書房刊 四六判、函、帯
昭和35年6月30日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
季刊「銀花」1977第二十九号春に掲載された室生朝子著の「犀星・本・庭」の中で「(略)私は母の思い出を一冊にまとめた。それは私の第二冊目の書物である。「母そはの母」という題名であるが、父は自分の書物の「魚眠洞随筆」岸田劉生の装幀であるが、背文字をそのまま使うようにと言った。」との記載があります。
帯には、森茉莉氏の「愛情の深み」との賛辞が掲載されています。
先日、詩人の「高田敏子」氏宛ての献呈署名入りを入手しました。
赤とんぼ記
室生朝子 著
講談社刊 四六判、カバー、帯
昭和37年1月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
帯には、「室生犀星氏の長女であり、「杏っ子」のモデルと目される著者が、その結婚から離婚に至る間の女の過ぎかたを描いた書下し長編小説」と紹介されています。
晩年の父犀星
室生朝子 著
講談社刊 四六判、カバー、帯
昭和37年10月10日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
川端康成氏の序文と、あとがきの犀星の死までの病状経過報告が衝撃的です。
装幀は、「蜜のあはれ」の炎の金魚の魚拓で有名となった栃折久美子氏です。
晩年の父犀星
室生朝子 著
角川書店刊 文庫判、帯、パラフィンカバー
昭和41年2月10日発行
参考価格 500 ~ 1,000円

晩年の父犀星
室生朝子 著
講談社刊 文庫判、カバー
講談社文芸文庫
平成9年10月10日発行
参考価格 800 ~ 1,000円


杏の木
室生朝子 著
三月書房刊 函、帯
昭和41年11月20日発行
参考価格 1,500 ~ 2,500円

父犀星との生活を短篇の随筆で表現しています。犀星を知る上では非常に興味深い随筆集です。
追想の犀星詩抄
室生朝子 著
講談社刊 四六判、函、帯
昭和42年8月28日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
帯には、「愛と人生の真実がきらめく感覚に結集した室生犀星の詩の、独自の感情の源泉をなす歴史と生活を、娘の眼から描いた追想の書。
」との記載があります。
父室生犀星
室生朝子 著
毎日新聞社刊 四六判、カバー、帯
昭和46年9月25日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

晩年の犀星の女性関係を朝子氏のエッセイより垣間見ることができます。
随筆石沸の里にて
室生朝子 著
鎌倉書房社刊 四六判、カバー、帯
昭和53年7月10日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

「石仏と犀星」の中で朝子氏は「父は庭を作り愛することを仕事と同じほど大切にしていた人である。」と描いています。
父犀星の秘密
室生朝子 著
毎日新聞社刊 四六判、カバー、帯
昭和55年8月30日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

犀星の生母が「佐部ステ」というこれまでの定説から「林ちか」を生母として追跡論証。
詩人の星 遥か
室生朝子 著
鎌倉書房社刊 四六判、カバー、帯
昭和57年7月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

「父犀星を訪ねて」との副題が付いており、多くの犀星の句碑や詩碑に関する記載がある。
花の歳時暦
室生朝子 著
講談社刊 四六判、カバー、帯
昭和59年11月26日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
帯には、「喜びをもたらせた花、悲しい時に必ずある花、旅の折々に出会った花に託して、花にまつわること・父犀星のこと・幼い頃のこと・人との出会い・・・・・・など、人生の思い出を気品あふれる筆致で綴った書下ろしエッセイ集。」と紹介されています。
わたしの古寺巡礼
室生朝子 著
新人物往来社刊 四六判、カバー、帯
昭和60年10月10日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
私の石仏の旅
室生朝子 著
立風書房社刊 四六判、カバー
昭和60年11月25日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
巻頭の「石仏との出会い」では、「犀星が造りあげ愛した庭の中には、四方仏の手洗鉢」など犀星の生活の中の石仏に言及しています。
父犀星と軽井沢
室生朝子 著
毎日新聞社刊 四六判、カバー、帯
昭和62年月日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

犀星の軽井沢における詩人・作家との交友に関するエッセイ集です。
父犀星の贈りもの
室生朝子 著
光文社文庫刊 文庫判、カバー
昭和62年10月20日発行
参考価格 500 ~ 1,000円
大森 犀星 昭和
室生朝子 著
リブロポート社刊 四六判、カバー、帯
昭和63年4月7日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

随筆「女ひと」の表紙の絵を描いた小林古径氏のことを書いた「小林古径と犀星」など、犀星の著作に関わる興味深い内容が満載です。
父 犀星の俳景
室生朝子 著
毎日新聞社刊 四六判、カバー、帯
平成4年3月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円

父室生犀星「娘と父」
室生朝子 著
三笠書房社刊 文庫判、カバー
平成4年7月10日発行
参考価格 500 ~ 1,000円
鯛の鯛
室生朝子 著
紅書房社刊 四六判、カバー、帯
平成9年12月12日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000円
犀星の好んだ味など料理に関わるエッセイ集
巻頭に「私ははじめて見た鯛の鯛に、興奮していた。胸ビレを上手にほぐすとそのヒレの根元に、鯛の鯛はほかの平らな骨に囲まれている『鯛の鯛』本文より」と記載があります。
左の写真は、実際の「鯛の鯛」です。先日新橋の焼酎バー「二貴」で夜友人と食事をした際にいただいたものです。もちろんメニューには「鯛めし」もあります。始めてのお客様にはプレゼントしていただけるようです。
おでいと 晩年の父・犀星
室生朝子 著
ポプラ社刊 四六判、カバー、帯
平成21年7月24日発行
販売価格 1,800円

本書は、「晩年の父犀星」(1998年3月講談社文庫収録)に、「弟の死」(1998年7月講談社「群像」発表)を併録し、構成した。と記載されています。


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