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参考文献(その他)

「兄いもうと」日本映画傑作全集 VHSビデオ モノクロ61分
東宝映画株式会社
昭和11年度作品

参考価格 1,000 ~ 2,000
「愛し合うゆえに激しく衝突する兄妹、室生犀星文学を完璧に映像化した文芸佳作」と記載されています。
実際にビデオ化されたのは後年だと思われますが、記載がないため昭和11年頃との扱いとしています。
中国古典 譯詩集
星川清躬 著
昭和21年5月20日発行
参考価格 2,000 ~ 4,000
外村 彰氏の「犀星文学 いのちの呼応―庭といきもの」でも取り上げられています星川清躬氏の著書「中国古典 譯詩集」です。巻頭に犀星の序句「ががん坊碧落の野をよぎるかな」が掲載されています。
芥川龍之介の回想 *1
下島 勲 著
昭和22年3月5日発行
参考価格 800 ~ 1,000
題簽(だいせん)は室生犀星、絵(河童)は芥川龍之介との豪華な装幀
DVD映画 「あに・いもうと」 *1
昭和28年公開、平成17年5月27日出版
角川映画株式会社
定価 4,500
特典として、フォトギャラリー、宣伝物ギャラリーが収録されています。
映画のシーンをポストカードにしたものが3枚付録として附いていました。
DVD映画 「あに・いもうと」
昭和28年公開、平成17年出版
中国語版
参考価格 800 ~ 1,000
映画「あに・いもうと」のDVDで、中国上海で購入しました。
シナリオ文庫 No.33 「麦笛」
映画タイムズ社
昭和29年4月25日発行
参考価格 500 ~ 1,000
犀星の「性に眼覚める頃」を原作とした東宝映画「麦笛」の脚本(シナリオ)および場面写真が掲載されています。



映画台本「麦笛」 *1
東宝社
発行年月日不詳
参考価格 2,000 ~ 4,000
奥附等はありません。また、表紙は「早春」となっていることから、当初は映画のタイトルを「早春」としていたようです。
内容は、シナリオ文庫の内容とほぼ一致しています。
十二月興行新派大合同パンフレット *1
松竹株式会社事業部
昭和29年12月7日発行
参考価格 1,000
犀星の「兄いもうと」の上演に関していろいろ掲載されています。巻頭には、犀星の「あに・いもうと」についてが掲載されています。その他にも、上演中のスナップ写真や、講演内容の案内などが掲載されています。
「日本歌人集」歌人・詩人・俳人の自作朗読LPレコード
コロンビアレコード
昭和35年頃出版
出版年月日についての記載はありませんが、50th ANNIVERSARY SEASON (1910-1960)との記載があることから昭和35年頃だと思われます。
参考価格 2,000 ~ 4,000
室生犀星の他、萩原朔太郎、堀口大学、西城八十などの詩人、斎藤茂吉、北原白秋、与謝野晶子などの歌人など19名の自作朗読が収録されています。
犀星の朗読としては、「こころ」(忘春詩集)、「足羽川」(抒情小曲集)、「蝉頃」(抒情小曲集)「春の庭」(印刷庭苑)の4つの詩が収録されています。収録は昭和13年11月30日と記載されています。
朝日ソノラマ 昭和36年10月号通巻22号*2
昭和36年9月21日発行
文豪の自作朗読(10)室生犀星「小景異情」、「鉄集」より
参考価格 1,000 ~ 2,000
ソノシートを中心とした月刊雑誌で、この号は犀星が取り上げられています。
実際の収録は36年9月に行われており、翌月には、体調不良により虎の門病院に入院していることから犀星最晩年の貴重な声と言うことができます。
オーディオ詩集「室生犀星詩集」
アポロン音楽工業株式会社出版
発行日不詳
参考価格 1,000 ~ 2,000
「抒情小曲集」、「愛の詩集」、「第二愛の詩集」等からの詩32編朗読。
朗読は花形恵子。
朝日ソノラマ「現代作家自作朗読集」第三集 *1
朝日ソノプレス社
昭和40年1月8日
定価 500円
参考価格 1,000 ~ 2,000
朝日ソノラマ 昭和36年10月号で掲載されたものの再録です。他に、谷崎潤一郎、野上弥生子、吉川英治が収録されています。
「抒情小曲集」、「鉄集」の犀星自身による朗読が今では珍しくなったソノシートに収められています。
朝日ソノラマ「現代作家自作朗読集」総集編 *1
朝日ソノプレス社
昭和41年1月25日
定価 2,000円
参考価格 3,000 ~ 4,000
「現代作家自作朗読集」として出版されたものの総集編として出版されており、犀星を含む14名の自筆作品の本人による朗読のソノシートが附いています。当時定価2,000円と非常に高価なものです。
ふくい文学の旅
朝日新聞福井支局
昭和42年6月5日
参考価格 500 ~ 1,000
この中で「室生犀星と足羽川」と題して、福井県にある足羽川(あすわがわ)を詠んだ「抒情小曲集」に収められた詩「足羽川」を紹介しています。
帯には「朝日新聞福井支局がその全機能を総動員して長期にわたる取材と綿密な考証により、明治大正昭和の三代にわたる日本文学と福井とのつながりを浮彫にし、作品の舞台や背景をさぐって集大成したふくい文学k散歩の決定版!」と書かれています。

朗読日本詩歌集「室生犀星」
キングレコード社
昭和45年以下未詳
参考価格 1,000 ~ 2,000
波瀬満子氏による犀星作品の朗読。ソノシートのものは多いが、これは通常のEP版レコード。
「小景異情」、「寂しき春」、「はる」、「万人の孤独」などが収録されています。
解説として岩城之徳氏の「室生犀星の人と芸術」が掲載されています。
室生犀星、萩原朔太郎の文学碑 限定1000部
早稲田大学 文学碑と拓本の会発行
昭和48年11月3日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
名著復刻 日本児童文学館 第二集 解説
ほるぷ出版社
昭和49年10月1日初版発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
名著復刻 日本児童文学館 第二集(全32冊附録1)に附録の解説書。
この全集には、「動物詩集」が含まれており、その解説は「新保千代子氏」。
TVドラマ 「あんずよ燃えよ」DVD
NHK少年ドラマシリーズ
NHKエンタープライズ出版
昭和56年12月21日、22日放送、平成18年1月27日出版
販売価格 4,800
「性に眼覚める頃」を原作としたNHK少年ドラマシリーズで、テレビで放映されたものをDVD化したものです。
特選 名著復刻全集 近代文学館-作品解題
日本近代文学館発行
昭和57年11月1日第2版第1刷発行
参考価格 500 ~ 1,000
特選 名著復刻全集(全29点31冊)に附録の解説書。この全集には、「性に眼覚める頃」が含まれており、その解説は「和田芳恵氏」。
ちなみに当時の揃定価は146,000円。その他に「名著復刻全集」(全120点159冊附録6点)、「新選 名著復刻全集」(全37点40冊附録1点)があります。
肉声で聞く昭和の証言「作家編(8)室生犀星/舟橋聖一」
NHKサービスセンター
平成2年11月25日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
室生犀星《女性から人生を学ぶ、詩と小説の間、龍之介・朔太郎・白秋》
ききて・池島信平/嶋中鵬二(30分23秒)
古本便利帖
八木福次郎著
平成3年9月25日再版発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
「叢書物のなかのキキメ」で、叢書に関する情報や「近代作家20人」
~全著書を集めるといくら?~で、室生犀星の代表的な著書の評価価格が掲載されています。評価価格に言及した資料がほとんど無いため、非常に参考になります。
サウンド文学館●パルナス33 室生犀星/萩原朔太郎
室生犀星詩集 朗読 柄本 明
参考価格 1,000 ~ 2,000
サライ 1994年6月2日号
特集 室生犀星流 小さな庭の楽しみ方
平成6年6月2日発行
参考価格 500 ~ 1,000
馬込文士村ガイドブック【改訂版】
大田区立郷土博物館
平成8年3月20日改訂版発行
参考価格 500
馬込にある大田区立郷土博物館で購入することができます。また、郷土博物館には室生犀星に関する著書や原稿などの資料が常設で展示されています。
著書としては、抒情小曲集の大正7年の初版(函欠け)、古き毒草園等が展示されています。
明治・大正詩集の装幀
京都書院刊
平成9年3月1日発行
販売価格 1,030(税別)
「愛の詩集」、「第二愛の詩集」の書影が掲載されています。
「明治・大正詩集の装幀」改訂・新装本
紫紅書院刊
平成24年6月1日発行
販売価格 1,200(税別)
「明治・大正詩集の装幀」の改訂・新装本として装いも新たに紫紅書院より出版されました。
室生犀星の詩集としては、処女詩集の「愛の詩集」そして「第二愛の詩集」の書影が紹介されています。また、「抒情小曲集」に収録されている詩の中で最も知られています「小景異情」も掲載されています。
室生犀星句碑
発行人 山本美勝
平成9年9月15日発行
参考価格 500
山本美勝氏のあとがきには、四号目の栞と書かれています。
室生犀星詩集 新潮CD
新潮社刊
平成12年4月20日発行
販売価格 2,300
江守徹氏による犀星詩集の朗読CDです。新潮文庫の「室生犀星詩集」に収録された「抒情小曲集」から「晩年」までから選んで収録しています。朗読テキストが附属しています。
金沢・犀川&室生犀星切手帖
金沢寺町郵便局・金沢野町郵便局 協力 室生朝子
平成12年10月18日発行
販売価格 不明
風景印=消印使用開始記念として作られた切手帖です。計6枚の切手に2つの風景印が押されています。初日押印日10月18日は犀星の妻のとみこの命日にあたります。
日本近代文学館所蔵資料目録30 結城信一コレクション目録
日本近代文学館刊
平成18年12月5日発行
販売価格 630
日本近代文学館に寄贈された結城信一コレクションの目録です。室生犀星の著書等224冊、雑誌15種42冊等が記載されています。
目黒区駒場にある日本近代文学館で販売されています。
NHK美の壺「文豪の装丁」
アート鑑賞マニュアルのサブタイトルが附いています
NHK『美の壺」制作班刊
平成20年4月25日発行
販売価格 950
本当に一部ですが犀星の「弄獅子(らぬさい)」が掲載されています。(p.15)
帯には、「読むだけでなく、見て、触れて楽しいのも本の魅力。表紙や挿絵、デザインなど本を引き立てる職人の技。装丁の美をご紹介します。」と記載されています。
本好きには、たまらない1冊です。
恩地孝四郎装本の業<新装普及版>
三省堂より出版
恩地邦郎編
平成23年1月1日発行
販売価格 5,000(税抜)
帯には「比類無き装幀の世界、待望の普及版、ついに刊行!●立体カラー画像約150点、モノクロ約530点!」とあるように1982年に三省堂より函入り豪華本として定価18,000円で出版されたものの復刊として同じく三省堂より出版されました。
やはり室生犀星の著書も多く、カラーでは「性に眼覚める頃」が、モノクロでは「愛の詩集」、「第二愛の詩集」や「新しい詩とその作り方」、「鮎吉・船吉・春吉」、「三吉ものがたり」など多数紹介されています。
NHK 妖しき文豪怪談「後の日」DVD
NHKエンタープライズ発行
恩地邦郎編
平成23年7月27日発行
販売価格 3,800(税抜)
「作品解説」として最愛の長男を幼くして失った若い夫婦の前に、ひとりの子供が現れる。この子は長男の幽霊なのか、あるいは・・・。夫婦は子供との交流を始めるが、やがて彼は突然姿を消してしまう・・・。室生犀星(1889~1962)の幻想的な短編小説「童子」、「後の日の童子」を原作として映像化。と紹介されています。
原作は、文豪怪談傑作集「室生犀星 童子」(ちくま文庫)で読むことができます。


NHK 劇場版「火の魚」DVD
NHKエンタープライズ発行
平成24年7月21日発行
販売価格 3,800(税抜)
NHK広島放送局がドラマ化し、平成21年度(第64回)文化庁芸術祭大賞(テレビ部門・ドラマの部)、第50回モンテカルロ・テレビ祭のゴールドニンフ賞を受賞した「火の魚」がDVDとして発売となりました。
「※本商品は、NHKで2009年に放送されたドラマ「火の魚」を、劇場公開用に音楽および音声を変更して収録したものです。」との記載があります。
このDVDはここから買えます → 劇場版 火の魚【DVD】

写真下は、そのドラマ「火の魚」の台本です。番組関係者以外への譲渡・貸与禁止とされています。

脚本は、「渡辺あや」と記載されています。
NHK 劇場版「火の魚」DVD レンタル専用
NHKエンタープライズ発行
平成24年7月21日発行
販売価格 レンタル
パッケージが販売用と異なっています。レンタル専用版は紅色をベースにしており、裏面の写真等も違うものが使われています。
また、DVDの盤面も販売用は白、レンタル専用の方は紅色となっています。
知っていました?
サライ2015年2月号
●「北陸新幹線」開業直前特集 
「鏡花と犀星の
金沢を歩く」
平成27年1月10日発行
犀星と関係の深い「雨宝院」、「犀星の墓地」、「兼六園」、「室生犀星記念館」などが紹介されています。
映画「蜜のあわれ」プレスシート(B5版)
2016年4月1日の映画公開にあたりメディア(報道)向けに配布されたもののようです。そのため一般には販売されていない非買品です。
発行日などは未詳
参考価格 1,000 ~ 2,000
総頁数16ページとあらすじ(Story)や室生犀星の経歴(Autur Profile)などが掲載されています。
映画「蜜のあわれ」パンフレット(A4版)
2016年4月1日の映画公開された「蜜のあわれ」の公式パンフレットです。プレスシートと同じデザインですが、サイズがA4版とひとまわり大きくなっており、総頁数も24ページと内容も充実しています。
発行日などは未詳
販売価格 648円(税別)

映画「蜜のあわれ」(Blu-ray Disk)
オデッサ・エンタテイメント発売・販売
平成28年9月2日発売
販売価格 4,800円(税抜)
本編:110分/特典:約90分
以下のリンクはレンタルです。(注意)

室生犀星記念館報「魚眠洞通信」第5号
室生犀星記念館刊
平成28年3月28日発行
室生犀星記念館で無料配布されています。
この第5号では、映画「蜜のあわれ」公開記念インタビューとして
「『蜜のあわれ』映画化にあたって」との題で、監督の石井岳龍氏のインタビューが掲載されています。
シナリオ 2016年4月号
日本シナリオ作家協会刊
平成28年4月1日発行
販売価格 886円(税別)
映画シナリオとして平成28年4月公開の犀星原作「蜜のあわれ」の港 岳彦氏脚本のシナリオが掲載されています。
それ以外にも港 岳彦氏の「蜜のあわれ」創作ノートやモルモット吉田氏のシナリオ評「蜜のあわれ」も掲載されています。
愛猫白黒写真集「室生家には猫がゐて」
室生洲々子氏編著
龜鳴屋刊
平成29年5月5日発行
販売価格 1,000円(税別)
金沢の室生犀星記念館で販売されていました。
http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/shop/book.html
表紙は、チッチ(左書影)とアベル版の二種類あります。
あの有名なジイノ以外にも室生家で飼われていた多くの愛猫の写真が掲載されています。
金沢三文豪の世界 ~ 鏡花 秋声 犀星を読む ~
vol.①室生犀星「小景異情」「杏っ子」
制作 石川テレビ
販売価格 700円(税込)
石川テレビアナウンサーによる朗読DVDです。
金沢の徳田秋声記念館で購入しました。

犀星 映画日記
室生洲々子編著
龜鳴屋刊
平成2年10月18日発行
販売価格 1,300円(税別)
金沢の室生犀星記念館で販売されています。
http://www.kanazawa-museum.jp/saisei/shop/book.html
巻末に以下のような記載があるように犀星の日記からの映画関連の抜粋です。
本書は『室生犀星全集』別巻一、別巻二(昭和四十一年五月、昭和四十三年一月、新潮社刊)を底本とし、『庭を造る人』(昭和二年六月、改造社刊)収録の「師走日録」「腫月日録」、『天馬の脚』(昭和四年二月、改造社刊)収録の「神無月日録」、『慈眼山随筆』(昭和十年二月、竹村書房刊)収録の「綬鶏日誌」「十月の日記」 を加えて、映画関係箇所を年代順に再構成したものです。

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