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昭和8~9年に出版された著書

十九春詩集
詩集
復刻版として出版された冬至書房の近代文芸復刻叢書「詩集 故郷図絵集 附 十九春詩集」に添付されている室生朝子著の「詩の初出について」には『十九春詩集』の詩は、いづれも「新声」の明治四十一年と四十二年の入選作であり、選者は児玉花外であった。」との記載があります。
この詩集の内容は、「日本詩人愛唱歌集」のサイトで公開されています。
http://www.geocities.jp/scaffale00410/murou/19shun.htm

十九春詩集(じゅうくしゅんししゅう) 50部発行
椎の木社刊
昭和8年2月1日発行 菊大判
国立国会図書館デジタルコレクション 公開なし
参考価格 150,000 ~ *250,000
入手困難度 
★★★★★
出版部数も50部と非常に少なく、装幀も非常にシンプルで、そのために多くは捨てられてしまっている可能性が高く、ほとんど市場に残っておらず、非常に希少です。
また、復刻版にはその表示がないため、オリジナルとの見分け方も重要です。 詳細は、「十九詩集の真贋」の頁で紹介しています。

十九春詩集(初版)本
十九春詩集(初版)奥附
十九春詩集(初版)4頁


十九春詩集(じゅうくしゅんししゅう) 復刻版 (故郷図絵集 近代文芸復刻叢刊付録)
冬至書房刊
昭和48年4月25日発行 菊大判
参考価格 1,000 ~ 2,000
入手困難度 ★
故郷図絵集(復刻版)近代文芸復刻叢刊の付録として発行されています。
十九春詩集(復刻版)本
十九春詩集(復刻版)奥附
外函(復刻)

この「十九春詩集」について「室生犀星全詩集」(昭和三十七年三月十日 筑摩書房刊)の巻末の「解説」で犀星自身が、以下のように記しています。
「これらは私の詩の処女作。十九歳の時であるが、篇中の「石斑魚(うぐひ)にそへて」は後年に幾らか朱筆を入れた作品であらうし、全篇に自然主義後期の影響もある。
雑誌「新声」詩壇に掲載、選者は児玉花外氏、この時代には、濫作であつたが見るべきものが今日では甚だ少数である。明治四十年代、これらの作品と同時に悠遠に『抒情小曲集』への醗醇がうしろに控へてゐたやうである。一さいが晩成のたちである私の文学歴の中であのやうな『抒情小曲集』の集巒をみたことは、今日から見てよく誦(うた)はれたと思はざるをえない。
私はこれら詩全集に対して到底生涯に尽しやうもなかつた詩への劬はりが終つた時、日本でも有数の詩人であつたことだけを私自身の耳に、そつとささやいて媚びてみたのである。」

茱萸の酒
随筆集

茱萸の酒(ぐみのさけ) 限定700部
岡倉書房刊
昭和8年11月17日発行 菊判 函
装幀 著者
国立国会図書館デジタルコレクション http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1209758
参考価格 10,000 ~ 20,000
入手困難度 ★★★
限定700部発行ですが、比較的流通しており容易に入手可能です。
茱萸の酒(初版)函
茱萸の酒(初版)本
茱萸の酒(初版)奥附

文藝林泉
随筆集(その他詩、俳句等)

文藝林泉
中央公論社刊
昭和9年5月23日発行 四六判 函
装幀 著者
国立国会図書館デジタルコレクション http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1236014 
(序の句Ⅰ)
参考価格 10,000 ~ 15,000
入手困難度 ★★★
この文藝林泉には序歌が異なる2種類の異本が存在します。
文藝林泉(初版)函
文藝林泉(初版)本
文藝林泉(初版)奥附

以下のように2種類の序歌があります。この序歌について星野晃一著の「犀星の短歌」(城西大学出版)に紹介されています。その後、昭和9年7月出版された雑誌「苑」に掲載されたとの記載があります。
文藝林泉(初版)
序の句(Ⅰ)
文藝林泉(初版)
序の句(Ⅱ)


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