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参考文献(単行本) |
「室生犀星」に関して多くの研究書籍が出版されています。しかも、最近は比較的手頃な価格で入手可能になってきました。「室生犀星書目集成」は、特にお勧めです。
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現代詩人論
伊藤信吉 著
河出書房刊
昭和15年7月10日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
この「現代詩人論」には、「現代詩の性格」として宮沢賢治、中原中也など7名の詩人が、「近代詩の極點」として室生犀星、萩原朔太郎など5名が、「回想の詩篇」として森鴎外など5名の計17名の詩人が取り上げられています。ちなみに、「室生犀星論」としては、20頁に亘って書かれています。著者の伊藤信吉氏は、犀星に関する解説などをしばしば書いています。 |
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15年目のエンマ帖
臼井吉見 著
中央公論社刊 カバー、帯
昭和36年9月30日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
この「15年目のエンマ帖」には、その八として著者の臼井吉見氏の東京女子大の教え子である「筑摩書房の栃折久美子さん」が描かれています。その中で、室生犀星の作品集「火の魚」が取り上げられており、「蜜のあはれ」の函表紙の金魚の魚拓を依頼された「折見とち子」ならぬ「栃折久美子」について語られています。
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室生犀星 ききがき抄
新保千代子 著
角川書店刊 四六判 函、帯
昭和37年12月25日発行
参考価格 5,000 ~ 10,000
犀星の研究書籍としては最も著名なものです。
以前は入手しにくく、比較的高価でしたが、最近では手頃な価格で容易に入手できるようになりました。
現在は著者である新保千代子氏のペン署名入りを所有しています。
写真下は、「赤門文學 第7号」(赤門文學会 昭和32年3月15日発行)、「赤門文學 第8号」(同、昭和32年6月15日発行)で、その基となった「犀星ききがき抄(一)、(二)」が連載で掲載されています。
8号で、未完となっていますので、その後の号にも連載されているようです。
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現代俳句評釈
吉田精一、楠本憲吉 著
学燈社刊 函
昭和42年2月10日初版発行(書影は第7版のもの)
参考価格 800 ~ 1,000
犀星の俳句としては、「鯛の骨」など5つの句が掲載されています。 |
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筑摩叢書120「室生犀星」
中野重治 著
筑摩書房刊 カバー、帯
昭和43年10月20日初版発行(書影は復刊第5版のもの)
参考価格 800 ~ 1,000
HPを見ていただいている方から、この本について抜けているのではとのご指摘をいただきました。私自身も、非常に好きな1冊ですので早速アップさせていただきました。 |
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豪華版 日本現代文学全集27 室生犀星集
中野重治 著
講談社刊 函
昭和44年1月30日初版発行
参考価格 500 ~ 1,000
巻末には「室生犀星入門」(伊藤信吉著)、「年譜」(伊藤信吉編)が収録されています。 |
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人と作品「室生犀星」上製本
福田清人 編、本多 浩 著
清水書院刊 新書版、ハードカバー
昭和44年5月10日初版発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
今回、ヤフオクで譲っていただきましたが、この上製本の存在は初めて知りました。
次の、通常版に先立って出版されたもののようで、上製本の装幀となっています。通常版の定価が、250円に対し、この上製本は、350円となっています。 |
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人と作品「室生犀星」
福田清人 編、本多 浩 著
清水書院刊 新書版 カバー、帯
昭和44年6月20日初版発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
白黒で不鮮明ですが、室生犀星の全著作が書棚に入った写真が掲載されており見るとドキドキします。 |
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人と作品「室生犀星」
福田清人 編、本多 浩 著
清水書院刊 新書版 カバー
昭和44年6月20日初版発行(昭和63年10月20日第10刷発行)
参考価格 500 ~ 700
初版に比較してカバーのデザインが大きく変更されています。 |
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近代文学への疑問
中村眞一郎 著
頚草書房刊 函
昭和45年7月10日初版発行
参考価格 600 ~ 700
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詩と故郷
境 忠一 著
桜楓社刊 函
昭和46年3月31日初版発行
参考価格 1,000 ~ 1,500
「遠くにある故郷 白秋・犀星・春夫」が収録されています。
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犀星のふるさと - 金沢文学散歩 -
木戸逸郎 著
北国出版社刊 新書版 カバー
昭和46年7月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000 |
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犀星文学における俳句
笠森 勇 著
金沢女子短期大学「学葉」第十五集(1973)別刷
昭和48年発行
参考価格 1,000 ~ 2,000 |
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愛の狩人 室生犀星
安宅夏夫 著
社会思想社刊 文庫判 カバー、帯
昭和48年3月30日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
室生犀星の研究書籍として手軽に入手できる1冊です。入門書としてぜったいにお薦めです。巻末の資料は収集のためのものとしては非常に役立ちます。
現在は献呈署名入りを所有しています。 |
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六人の作家
井上 靖 著
河出書房新社刊 函
昭和48年4月30日発行
参考価格 500 ~ 1,000
六人の作家の一人として「室生犀星」が掲載されています。その他には、「森鴎外」「島崎藤村」「芥川龍之介」「谷崎潤一郎」「佐藤春夫」が掲載されています。 |
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楽屋の窓から
宮城まり子 著
講談社社刊 カバー、帯
昭和49年11月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
女優「宮城まり子」氏の随筆集で、随筆「白い帽子」の中で女優の「高峰秀子」さんから「まり子がやるといい小説、ある」と犀星の「蜜のあわれ」を紹介された話が書かれています。 |
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文壇資料「馬込文学地図」
近藤富枝 著
講談社刊 カバー、帯
昭和51年10月20日発行
参考価格 500 ~ 1,000
犀星や朔太郎など、馬込に縁のある文学者、美術家などが総勢40名以上紹介されています。 |
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研究 露風・犀星の抒情詩
三浦 仁 著
秋山書店刊 函
昭和53年3月31日発行
参考価格 2,000 ~ 5,000
巻末に露風作品年表と犀星作品年表が収録されています。 |
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製本工房から
栃折 久美子 著
冬樹社刊 カバー、帯
昭和53年6月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
犀星の「蜜のあはれ」の表紙に掲載された金魚の魚拓を犀星から依頼された話を書いた「室生犀星と私」が掲載されています。
その時のやり取りを小説「火の魚」として犀星が書いています。
「室生犀星原作『蜜のあわれ』に関連する作品達」の頁を公開しました。 |
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作家のいろいろ
結城信一 著
六興出版刊 カバー、帯
昭和54年7月25日発行
参考価格 2,000 ~ 4,000
犀星の初版本収集や「室生犀星全集(新潮社版)」の書誌で有名な結城信一氏の評論集です。室生犀星の項では、「室生さんの死」、「室生犀星への旅」、「『かげろふの日記遺文』について」が収録されています。その他に「消えた来世の古本屋」では、犀星の初版本の収集に関して描かれています。 |
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俳句の天才
小島政次郎 著
彌生書房刊 カバー
昭和55年6月10日初版発行
参考価格 1,000 ~ 1,200
「室生犀星の俳句」の章で、「犀星の句集の序文は面白い。」との書き出しで犀星の俳句に関して書かれています。 |
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室生犀星論
船登芳雄 著
三弥井書店刊 カバー、帯
昭和56年9月30日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
帯には、「犀星はほとりの人間として、文学者として、出生の悲劇をいかにのりこえたか、家系・小学校の記録等、新資料を発掘し、出生の相克を視座にその文学的生涯を解剖する待望の犀星論集」との記載があります。 |
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室生犀星文学年譜
室生朝子、本多 浩、星野晃一編
明治書院刊 函、帯
昭和57年10月20日発行
参考価格 8,000 ~ 10,000 |
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室生犀星
富岡多恵子 著
筑摩書房刊 函、帯
昭和58年12月25日発行
参考価格 1,500 ~ 2,000
近代日本詩人選全20巻の中の第11巻として出版されています。読みやすいお薦めの1冊です。 |
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室生犀星
富岡多恵子 著
講談社刊文芸文庫 文庫判 カバー、帯
平成27年9月10日発行
販売価格 1,700
底本は、「富岡多恵子集9」とし、「室生犀星」筑摩書房刊等を参照して出版されています。
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金沢文学散歩
安宅夏夫 著
保育社刊
昭和59年7月5日発行
参考価格 500 ~ 700
「愛の狩人 室生犀星」の著者である安宅夏夫氏によるもので、カラーブックスの1冊として出版されています。金沢に縁のある室生犀星の他、島田清次郎、徳田秋声、泉鏡花などが紹介されています。 |
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詩の雙生児 朔太郎と犀星
富士川英郎 著
小沢書店刊 カバー、帯
昭和60年9月20日発行
参考価格 1,500 ~ 3,000
第一部には、雑誌「海」に昭和58年2月から「詩集のはなし」として連載されたものが収められています。それぞれの詩集の書影(氏所有のもの)も掲載されており、犀星の書籍を収集している者にとって非常に興味深い評論集です。
表紙には、「愛の詩集(再版)」(聚英閣刊)の扉の絵がモチーフとして使われています。
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室生犀星評価の変遷
奥野健雄 編著
三弥井書店刊 カバー、帯
昭和61年7月24日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
編者の奥野健雄氏、吉本隆明氏、清岡卓行氏、結城信一氏等による評論集。
ここには、犀星の著書の収集で著名な結城信一氏の「犀星ノオト」が収められています。収められているのは「犀星における小説の出発点」、「室生犀星の一時期」、「『かげろふの日記遺文』について」、「室生さんの死」、「室生犀星への旅」の5篇です。
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室生犀星書目集成
室生朝子、星野晃一編
明治書院刊 函
昭和61年11月25日発行
参考価格 3,000 ~ 8,000
巻頭の室生家所蔵本による著作の書影と各書籍情報は圧巻。函や帯の有無等造本に関する情報も充実、室生犀星の書籍収集家必携の1冊です。
目次としては、以下の通り
一、単行本(A) .......昭月10日発行の「好色」まで掲載
二、全集・作品集
三、単行本(B) .......(A)以降の著書
四、資料 .......「自序」、「再刊小言」、「覚書」。「序詞」など |
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犀星とわたし
犀星の会編 函(筒)
昭和63年4月30日発行
参考価格 800 ~ 1,500
本の前後の扉内側に室生犀星のほぼ全著書のモノクロ写真が掲載されています。
「犀星の会」で講演された内容が掲載されており、犀星を知る資料として非常に興味深いものです。 |
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金沢の詩人たち
伊藤信吉 編
ベップ出版刊 函(筒)
昭和63年5月30日発行
参考価格 800 ~ 1,000 |
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ふるさとは遠きにありて 室生犀星詩伝
木戸逸郎 著
宝文館出版刊 カバー、帯
平成1年3月24日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
詩人としての室生犀星の生涯を描いた「詩伝」。室生犀星の入門書としてはよく整理されており、わかり易くお薦めの一冊。
帯には「生誕100年記念」との記載があります。 |
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作家の風景
小島 千加子 著
毎日新聞社刊 カバー、帯
平成2年6月30日発行
参考価格 800 ~ 1,500
帯には、素顔の詩神(ミューズ)
「文芸誌の編集者一筋に40年。個性豊かな文学者の傍らにあって、創り出された作品の最初の読者という、余人に許されぬ至福の瞬間を享受し得た著者が、詩神に捧げる賛歌。」との記載があります。
「室生犀星」を筆頭に「川端康成」、「三好達治」、「佐藤春夫」、「三島由紀夫」などの名だたる作家を描いています。 |
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詩の華 室生犀星と萩原朔太郎
笠森 勇 著
能登印刷刊 カバー
平成2年11月3日
参考価格 1,000 ~ 2,000 |
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室生犀星研究
久保忠夫 著
有精堂刊 カバー
平成2年11月3日
参考価格 1,000 ~ 2,000 |
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装丁ノート 製本工房から
栃折久美子 著
集英社刊 カバー、帯
平成3年1月25日
参考価格 1,000 ~ 2,000
冬樹社から昭和53年6月20日発行された「製本工房から」と収録内容はまったく異なっています。残念ながら「室生犀星と私」は収録されていません。
室生犀星の最後の全詩集の装幀を担当したとの話や「火の魚」について言及されています。 |
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室生犀星 幽遠・哀懐の世界
星野晃一 著
明治書院刊 函
平成4年10月30日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
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佐藤春夫と室生犀星
佐久間保明・大橋毅彦 著
有精堂刊 函、帯
平成4年11月5日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
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自筆本蒐集狂の回想
青木正美 著
青木文庫刊 函、帯
平成5年6月25日発行
参考価格 5,000
帯には、「室生犀星「抒情小曲集」から外され、生涯筐底に密された詩稿「はは」を発掘追跡、「自筆本」の面白さを実証する」とし、その詩稿「はは」も掲載されています。
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こつう豆本120「犀星抄」(特装版)
結城信一 著
日本古書通信社刊
平成8年6月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
結城信一氏の「犀星」に対する熱い思いが綴られています。
この1冊は番外本と奥附に記載されています。
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こつう豆本120「犀星抄」(普及版)
結城信一 著
日本古書通信社刊
平成8年6月20日発行
参考価格 1,000 ~ 1,500
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心の虹 詩人のふるさと紀行
増田れい子 著
労働旬報社刊
平成8年8月31日発行
参考価格 1,000 ~ 1,500
詩人のふるさと紀行として、12人の詩人とそのふるさとを訪ねており、その1人として「犀星」のふるさと金沢を訪ねています。
「望郷の川辺に佇つ・室生犀星」石川県 金沢・犀川
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中野重治全集 第十七巻「齋藤茂吉ノート、室生犀星」
中野重治 著
筑摩書房刊 函、帯
平成9年1月20日
参考価格 2,000 ~ 4,000
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評伝 室生犀星
船登芳雄 著
三弥井書店刊 カバー、帯
平成9年月日
参考価格 2,000 ~ 3,000 |
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室生犀星 創作メモに見るその晩年
星野晃一 著
審美社刊 カバー、帯
平成9年9月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
帯には「新たに見出された最晩円のメモを通じて人間犀星の一面の真実を探り、個性的で多彩な犀星文学の本質を明らかにする。」との記載があります。 |
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犀星のいる風景
笠森 勇 著
龍書房刊 カバー
平成9年9月20日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000
表紙には、「室生犀星研究」と同じ犀星の肖像画が使われています。
購入した本には、著者の笠森 勇氏の出版の経緯と非売本である旨の案内状(印刷)が附いていました。 |
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犀星 句中游泳
星野晃一 著
紅書房刊 カバー、帯
平成12年1月26日発行
定価 2,415円
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回想の室生犀星
田辺 徹 著
博文館新社刊 カバー、帯
平成12年3月31日発行
定価 2,500円
帯には「犀星と同郷であるのみならず、父が犀星の幼友だちであり、早くから犀星の作品に親しみ、また、室生家に住み込んで、よそゆきでない犀星に接してきた著者の肌身の体験に基づく回想録。」と書かれています。
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論集「室生犀星の世界(上)」
室生犀星学会 編
龍書房刊 カバー
平成12年9月1日発行
定価 3,800円
以下の内容が収録されています
一 犀星の原風景
二 俳句・短歌の世界
三 詩の世界
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論集「室生犀星の世界(下)」 室生犀星学会 編 龍書房刊 カバー 平成12年9月1日発行
定価 3,800円
以下の内容が収録されています
四 小説の世界
五 随筆・評論・童話の世界
六 犀星文学を解くキーワード
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室生犀星寸描
大森盛和、葉山修平 編著
龍 書房刊 カバー
平成12年9月10日発行
定価 2,500
あとがきに「ここに収められたものは、主として「室生犀星研究」に発表されたものである。」との記載があります。収録されているのは以下の通り
【Ⅰ】
犀星の本(菊地喬)
「あにいもうと」について(瀬川佳子)
「老いたるえびのうた」の雑感(香内信子)
迦遁の書(市川清)
「幼年時代」雑感(小林弘子)
青き魚を釣る人(太田浩)
「結婚者の手記」を読んで(瀬用佳子)
「少女栄え」を読んで(高塚芳枝)
「童話作家」としてのわだかまり(早川史香)
「夏葱」について(大森盛和)
「近江子」-騙された女-(大里恭三郎)
単行本『神々のへど』と『兄いもうと』(須田久美)
犀星童話について(早川史香)
犀星の童話(黒崎真美)
犀星の初期作品(岩田恵子)
『黄金の針』小考(長谷川和子)
犀星と雑誌『女性』(山本洋)
新資料犀星の発句一句(山敷和男)
犀星若き日の自己投影「蝉」-『抒情小曲集』ほか-(林弘子)
犀星文学の中の医王山(小川原健太)
酒(米村みゆき)
家(木村洋子)
金銭(大森盛和)
犀星初期俳句の魅力(朝倉晴美)
「蝶」について-犀星の影-(大里恭三郎)
犀星のエロチシズム(武田康宏)
「山の動物論」のためのノート(黒崎真美)
室生犀星「性に眼覚める頃」-表棹影とお玉さんのこと-(小林弘子)
犀星文学の新しさ(葉山修平)
【Ⅱ】
二通の紹介状(葉山修平)
螺の丘(市川清)
犀星の恋人(阿部正路)
立原道造の「室生犀星論」について(阿毛久芳)
二人の芸術家(菊地弘)
犀星の推薦者たち(林土岐男)
犀星と上田敏(朝倉晴美)
芥用の自殺と寛・犀星(山敷和男)
犀星と冠松次郎(森勲夫)
犀星と未翁・南圃(蔵角利幸)
私の夢みる犀星(寺口雪也)
【Ⅲ】
金沢と犀星(葉山修平)
「ふるさとは…」(福島進)
短かい俳句(阿部正路)
鷲と河童と蛙
朱の小箱(藤蔭道子)
十年前の誕生日(市川清)
室生犀星の文章(大森盛和)
犀星六十四歳(坂本哲郎)
心の師(蔵角利幸)
『感情』を読む(平田好輝)
一冊のノート(市川清)
「死」を語ること(飯田祐子)
”日記”(須田久美)
作家犀星の「復讐のゆくえ」(三木サニア)
小林秀雄の犀星観(米倉巌)
犀川と犀星(服部芳於)
金木犀の詩(大田さつき
信濃追分・油屋(忠田敏男)
「西の廓」考
両宝院の想い出(志賀新吾)
金沢の雨(佐藤泉)
巨匠とカマキリ(葉山修平)
【Ⅳ】
室生犀星との出会い(市原鈴子)
犀星ゆかりの跡を巡りて-犀星文学の温床を探る-(峰尾呈夫)
軽井沢から柳川へ(市原鈴子)
充実した内容(船登芳雄)
『抒情小曲集』の装幀をめぐって(小川重明)
室生犀星の校歌(服部芳於)
「犀星忌」のことなど(葉山修平)
「室生犀星を語る会」のことなど
「室生犀星学会の発足」にあたって
「室生犀星顕彰大野茂男賞」の設立について(世話人)
詮衡経過(大野茂男)
軽井沢の犀星記念館(外村彰)
「室生犀星記念館」建設へ(笠森勇)
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室生犀星伝
本多 浩 著
明治書院刊 カバー
平成12年11月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000 |
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犀星襍記(ざっき)
林 土岐男 著
龍書房刊 カバー
平成13年1月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
「新らしい詩とその作り方」や「鮎吉・船吉・春吉」、「兄いもうと」など犀星の著書に関して書かれており、犀星や犀星の著書を知る上で非常に興味深い1冊です。特に、犀星の書籍の中で、複数の版が発行されており、蒐集として面白いものが取上げられており、「鮎吉・船吉・春吉」についても『鮎吉・船吉・春吉』をめぐってという題で出版の背景や著書について書かれています。犀星の書籍蒐集者にとって必見の1冊です。
収録されている内容は以下の通りです。
犀星の第三の出発 『三人の女』にからんで
惣之助と犀星 「わが愛する詩人の伝記」(五)を中心に
路通と犀星 『芭蕉襍記』の一面
犀星の俳句の世界
『火の魚』あれこれ
犀星の推薦者たち
『新らしい詩とその作り方』の周辺
『鮎吉・船吉・春吉』をめぐって
映画『兄いもうと』その他
「鵬」のはなし
あとがき
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室生犀星
庄司 肇 著
沖積社刊 カバー、帯
平成13年8月30日発行
参考価格 1,000 ~ 2,000 |
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室生犀星 戦争の詩人・避戦の作家
伊藤信吉 著
集英社刊 カバー、帯
平成15年7月10日発行
定価 2,520円(本体 2,400円)
伊藤信吉氏の遺作評伝。
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室生犀星研究―小説的世界の生成と展開
実践女子学園学術・教育研究叢書
高瀬真理子 著
翰林書房刊 カバー
平成15年3月20日発行
非売品との記載
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古本通 市場・探索・蔵書の魅力
樽見 博 著
平凡社刊 カバー、帯
平成18年4月10日発行
定価 700円
「自筆本蒐集狂の回想」の中の明治古典会での室生犀星の原稿入札の様子が紹介されています。
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蟹シャボテンの花
- 中野重治と室生犀星 -
笠森勇 著
龍書房刊
平成18年7月10日発行
定価 1,500円
室生犀星記念館で購入しました。 |
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室生犀星 小説事典 笠森勇 著
こぶしの会刊
平成18年7月20日発行
定価 1,000円
はしがきには、「本書は室生犀星の小説、童話、戯曲について、現段階で督見したものについて、その発表時期、初出誌紙、収録等を掲げ、梗概を記したものである。作品名だけわかっていて、その作品そのものが見つかっていないものは、当然除いてある。」との記載があります。 |
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室生犀星事典
葉山修平 監修
鼎書房刊 カバー、帯
平成20年7月30日発行
定価 9,500円
帯には、「犀星の出生から終焉までの多彩な作品世界と生活空間を集約した画期的な事典」との記載があります。 |
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犀星と周辺の文学者
笠森勇 著
北國新聞社刊 カバー
平成20年12月25日発行
定価 2,381円
犀星の生涯 時代を共にした文学者138人を紹介しています。
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室生犀星の小説60選 この1冊で犀星を知る
笠森勇 著
生活文化社刊
平成21年1月21日発行
定価 900円
はじめには「多彩な作品を残した犀星の小説六十編選んで、大筋や特徴などをここに紹介することとした。」と書かれています。
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室生犀星―何を盗み何をあがなはむ
星野晃一 著
審美社刊
平成21年4月1日発行
定価 3,800円
「あとがきに」星野晃一氏が「資料を集め始めたのはほぼ二十五年前であり、執筆を始めてからもすでに十数年経っているはずである。」と書いています。
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猫柳祭 犀星の満州
財部鳥子 著
書肆山田刊 カバー、帯
平成23年8月30日発行
定価 1,800円
帯には「若き詩人として萩原朔太郎らと抒情をきそった室生犀星。
その後年の詩集に『哈爾濱詩集』がある。黄砂をぬけて銀の猫柳ひかる四月のハルビンへ
誌と決別したはずの犀星の詩心がよみがえる。
旅の足跡と詩に託された揺れる心を追う。」との記載があります。
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大人の本棚「美しい書物」
栃折久美子 著
みすず書房刊 カバー、帯
平成23年12月8日発行
定価 2,600円
犀星から小説「蜜のあはれ」の表紙に使うため、装幀家でこの本の著者である「栃折久美子」氏に金魚の魚拓を依頼した話「室生犀星と私」の中の「炎の金魚」は、最初「製本工房から」に掲載されましたが、この「美しき書物」にも再録されました。この本は、手軽に入手することができます。
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室生犀星文学アルバム「切なき思ひを愛す」
室生犀星文学アルバム刊行会 編
菁柿堂刊 カバー
平成24年3月26日発行
定価 1,500円
歿後50年記念出版として室生犀星文学アルバム「切なき思ひを愛す」が、室生犀星文学アルバム刊行会の編集により菁柿堂から出版されました。
巻頭の「刊行のことば」には、「室生犀星は、幼き時の自然との対話の中で類まれな感性を育み、のちの深い思索のもととなる独自の人生哲学を確立し、女性や恵まれない人々、小動物にいたる視座に据えた多くの作品を世に問いました。今年はその没後五十年にあたります。この機に、長女室生朝子さんが生前願ってやまなかった、犀星文学アルバムを刊行することといたしました。」との記載があります。
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芥川と犀星
足立直子、外村 彰他編
おうふう刊 カバー
平成24年4月10日発行
定価 2,000円(税抜き)
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犀星文学 いのちの呼応 -庭といきもの-
外村 彰 著
鼎書房刊 カバー
平成24年11月16日発行
定価 2,500円(税抜き)
著者の外村 彰氏より献本をいただきました。ありがとうございました。
本の題名にありますように「室生犀星の文学の魅力を、主に庭と動植物(いきもの)をを描く作品を読み進めながら探っていく」という他の評論とは異なるアプローチで犀星を知ることのできる1冊です。
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犀星の小説100編 作品の中の作者
笠森 勇著
龍鼎書房刊 カバー
平成25年4月10日発行
定価 2,000円(税抜き)
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室生犀星の詩法
九里順子 著
翰林書房刊 カバー
平成25年7月25日発行
定価 4,200円
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処女出版-そして室生犀星
葉山修平 著
龍書房刊 カバー、帯
平成25年11月30日発行
定価 1,800円
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をみなごのための室生家の料理集
室生洲々子 著
龜鳴屋 刊
平成28年6月19日発行
定価 1.000円+税
大田区郷土博物館で開催された犀星の孫娘の洲々子さんの講演会「『馬込の家』-祖父犀星の日常-」で購入しました。その場で洲々子さんに署名をいただきました。
金沢の室生犀星記念館で購入することができます。
室生犀星記念館ミュージアムショップ
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犀星書簡 背後の逍遥
星野晃一 著
わらしべ舎 刊
平成29年4月24日発行
定価 500円+税
軽井沢高原文庫で購入しました。
「はじめに」に「『室生犀星書簡の背後を逍遥する』は、平成28年11月5日、鶴見大学で開催された室生犀星学会での講演に加筆したもの」との記載があります。
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犀星スタイル
室生洲々子 編、絵 武藤良子
龜鳴屋 刊
平成30年7月31日発行
定価 1.000円+税
金沢の室生犀星記念館で購入しました。
犀星と娘の朝子さんの文章に孫娘の洲々子さんの文章が添えられています。作家犀星ではなく素の犀星を身近に感じられる楽しい一冊です。武藤良子さんの絵も楽しさを倍増しています。
室生犀星記念館ミュージアムショップ
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「作品の中の大田区‐文士・画家の描いた風景‐」図録
大田区郷土博物館 刊
平成30年10月27日発行
定価 1.000円
大田区郷土博物館で購入しました。 「馬込の家」として犀星の馬込の家を、「変貌する山王・馬込(室生犀星と馬込)」で、犀星の「馬込日記」や「杏っ子」が紹介されています。
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犀星文学 女ひとの形象
龜鳴屋 刊
平成24年11月16日発行
定価 3.600円(税別)
著者の外村 彰先生より寄贈いただきました。
後跋の中で、今回の著書では「女性像を描く作品世界からのアプローチを試みて、あらためて犀星文学の魅力を考察」と紹介しています。
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