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映画「蜜のあわれ」公開 |
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こんなところにも「蜜のあはれ」が、 |
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15年目のエンマ帖
臼井吉見 著
中央公論社刊 カバー、帯
昭和36年9月30日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
この「15年目のエンマ帖」には、その八として著者の臼井吉見氏の東京女子大の教え子である「筑摩書房の栃折久美子さん」が描かれています。その中で、室生犀星の作品集「火の魚」が取り上げられており、「蜜のあはれ」の函表紙の金魚の魚拓を依頼された「折見とち子」ならぬ「栃折久美子」について語られています。
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楽屋の窓から
宮城まり子 著
講談社社刊 カバー、帯
昭和49年11月20日発行
参考価格 2,000 ~ 3,000
この「楽屋の窓から」は、女優「宮城まり子」さんの随筆集で、この中の随筆「白い帽子」で女優の「高峰秀子」さんから「まり子がやるといい小説、ある」と犀星の「蜜のあわれ」を紹介された話が書かれています。
また、この中で「宮城まり子」さんは「『私、とてもやってみたい』そう思った。」と書いています。さらに、「別の女優さんがテレビで『蜜のあわれ』をやってしまい」との興味深い話も。
また、この装幀、なにげに「栃折久美子」氏の「製本工房から」に似ていると思いませんか。見つけました、目次の裏に「装幀=栃折久美子」との文字を。これも驚き。
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